【BD鑑賞】トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPART2

トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPART2

 制作年  2012年

 監督   ビル・コンドン

 出演   クリステン・スチュワートロバート・パティンソン

      テイラー・ロートナービリー・バーク

      ピーター・ファシネリダコタ・ファニングほか

 劇場公開 2012年12月

 録画日  DVD形式 2013年9月22日

      BD形式  2013年12月28日

 鑑賞年月 DVD鑑賞 2013年9月

      BD鑑賞  2018年10月

 結局のところ、クリステン・スチュワート見たさに、

シリーズ全作を観ることになってしまった…

そんな思いを強くしている。

今回の再鑑賞で、そのことを再認識した。

途中から、彼女がお気に入り女優の仲間入りを果たしている。

その流れを感じることができたので、よい再鑑賞になった。

まぁ、人様にはどうでもよい話だけれど。

今回の再鑑賞で、大きく二つのことに気がついた。

一つは、このシリーズはヴァンパイアものではなかったこと。

ずっとヴァンパイアものだと思い続けていたので、

それにしては印象が薄くて…

でも、それは当たり前のことで、自分が定義している

ヴァンパイア物語ではなく、ヴァンパイアと人間の苦悩に満ちた

普通の恋愛の顛末を描いていたに過ぎない。

その異色の組合わせに戸惑い、どこか物語に馴染めず

記憶が茫洋としていたことである。

もう一つは、クリステン・スチュワートのこと。

「パニックルーム(2002年)」で気になってから、

しばらくの間は脳裏から消えていた。

どうも本シリーズの中盤くらいから、本格的な追いかけ女優の

仲間入りを果たしたような気がする。

本シリーズにおいても吸血鬼に転生してからの、つまりは本作だが、

麗人的な美しさが輝きだしたように思う。

何やら彼女に対するモヤモヤした思うが、スッキリした。

 さて、前作で生まれた赤ん坊。

人間と吸血鬼の混血ということになるのだが、

彼女を巡るひと波乱が本作の物語の中核である。

そしてエドワードとベラ彼らに味方する世界各地のヴァンパイア、

そしてヴァンパイアの頂点に君臨するヴォルトゥーリ族、

加えて人狼たちとの一大決戦は、生まれた赤ん坊を巡ってのことだった。

ありゃりゃ、そうだったけか。

最終決戦の模様は、これはこれで本作の見せ場だ。

「おっとどっこい、すっとこどっこいの展開にはなるけれど…」と

2014年の鑑賞記録メモに書いてあったのだが、

「ん?すっとこどっこいってなんだ?」

そう思いながら観ていたら…なるほど、まさかのオチで、

「このオチ、最初の鑑賞時はお気に召さなかったのか」と、

すっとこどっこいの意味が分かった。

ただ今回の再鑑賞ではそうは思わず、シリーズ全体の締めとして、

物語が大団円で閉じるためには、よかったのではないかと思う。

ダコタ・ファニング首チョンパされていたけれど、

ファンとしては笑うに笑えんなぁ。

ダコタ・ファニング、目の周りの化粧がよい。

悪役かと思い期待したけど、ほとんどお飾りだったなぁ…残念。

宇宙戦争(2005年)」のように、

ギャ−ギャー喚くだけというのも困りものだけれど、

本シリーズのように置物みたいな使い方も、いかがなものかと。

せっかくこんな化粧をしたのだから、

もうちょっと嫌味でエグイ役回りを演じさせたらよかったのに。

シリーズ全作(5作品)、連続4日間での再鑑賞だったが、

とても面白い作品だったことに気がついた。

再鑑賞って、本当に楽しいなぁ。

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