一番の人気者

先週木曜日、久しぶりにバレエに行くと。。火傷をしたことは先生を通じてみんな知っていたので、詳細を聞きたがって寄ってきてくれました。このことで、私は、小学2年生の頃に娘が言ったことを思い出しました。

あのね、はるかも人気者になりたい。ゆいちゃんが、腕ば骨折さしたっちゃん。何日か休んどらして、今日久しぶりに来らしたっちゃん。そしたらみんながわーーーって集まってね、なんか、人気者やった

はるかも、怪我したら人気者になれる

そうかぁ。。はるかは人気者になりたいんだね

うんなりたいはるか、あんまり人気者じゃないもん。どうやったら人気者になれるかなぁ。。

あははーー。そんなの、ママにもわからないよ。いつもにこにこして、!

みんなに優しくしてたらいいんじゃないイヤなことを言ったりしたりする人は、人気者にはなれないよね

うん、そうだね

でもね、はるか。はるかは家では断トツ一番の人気者だよ

えええーー。家で人気者になったって意味ないよぅ

家で人気者になったって意味がない。。

はるかは、そう言えることがどれだけ有り難いことか、いつわかる日が来るのだろうかと思いました。

パパがいて、ママがいて、パパはちゃんと働いてお金を稼いでくれて、パパもママも、自分を愛してくれている。

幸いうちは、私も夫も娘をかわいいと思えて、娘最優先に生きられます。でも、我が子をかわいいと思えずに苦しい思いをする母や、その子どもは、世の中にたくさんいます。両親に相手にされず、世話をしてもらえず、ほったらかしにされている子も、同じくたくさんいます。

私は、娘の今の幸せを守り抜きたい気持ちと、(私が言うのもなんですが)娘が、パパとママに愛されて、いつも注目してもらえるその生活が、神さまが与えてくださったかけがえのない宝物だということに気付き、神さまに感謝できるようになって欲しいという気持ちが入り交じります。

娘と同じように、私もこの当たり前の幸せにあぐらをかいてしまっていないか、ちょっと自分を省みるきっかけになりました。

家で、一番の人気者になれない子どもは、寂しいです。

一人でも多くの子どもたちが、自分が一番の人気者になれる場所を持つことができますように。。